2010年 11月 12日
アタマジラミ |
先日の衛生講習でも話が出たので、以前から気になっていたアタマジラミの事を・・・
今時シラミなんて・・・と思われる方も多いでしょうが
最近でも特に、幼稚園や小学校等の集団生活で感染がみられるのです。
実際、うちの子供も二度も感染しております(^^;
アタマジラミについての詳しい事はインターネットでたくさんの情報があるので
特に記載しませんがいくつか気になるポイントをまとめておきます。
まず、一番に言いたい事は
不潔にしているから発生しているのではないということ!
昔の不衛生な時代に流行していたからこういった印象があるのかも知れませんが
いくら清潔にしていても、そこにシラミがいれば、直接頭どうしが触れなくても
ブラシやタオル、帽子やマフラーなどの衣類からでも感染します。(手で触ったくらいではうつりません)
シラミはノミと違い飛んだり跳ねたりしないしないので
不潔にしていて発生するなんてことはありません。
必ずどこかからもらってきているはずですので身近な人にはきちんと話して
注意してもらいましょう。
「もしかしておたくからアタマジラミが・・・」なんて言うのではなく
「自分側からもらわないように気をつけてください」と言うのが角が立ちませんね(^^;
子供さんの場合は少なくとも学校には必ず報告してください。
元を断たないと駆除してもまた・・・なんてことになります。
アタマジラミかな?と思われたら皮膚科でも診てもらえますし、
大げさに思われたら保健センターでも相談を受けてもらえるそうです。
当然うちでもみれますが(^^;
皮膚科ではアタマジラミと確認されたら駆除用のスミスリンシャンプーという
シャンプーを出してもらえます。
薬局でも普通に買えますが、皮膚科で出してもらうほうが若干安いようです。
スミスリンは国内で認可を受けている唯一の駆除薬で、卵には効果はありませんが
最初の使用で幼虫成虫を駆除して残った卵が孵化したタイミングでまた使用します。
うちの子供も最初もらってきた時はこのスミスリンシャンプーで簡単に駆除できました。
しかし、二度目は何度スミスリンシャンプーを使ってもなかなか全滅してくれない・・・
これはおかしいと思い、調べてみると国立感染症研究所の昆虫医科学部というところで
アタマジラミの駆除薬(スミスリン)抵抗性の全国的な調査を行っていました。
唯一の駆除薬であるスミスリンに耐性をもったアタマジラミが増えつつあると・・・
スミスリンが効かないとなると梳き櫛ですきとっていくしかありませんが、大変な労力です・・・
梳き櫛はシラミの卵が通らない非常に目の細かいものでないといけませんが
インターネットなどで専用のものが売っていますし、スミスリンシャンプーを買うと一緒に入ってます。
うちの場合スミスリンシャンプーを併用しながら毎日毎日何度も何度も子供の頭を
梳き櫛ですいてようやく駆除しました。
不潔にしているために・・・などという間違った知識やイメージから
感染していることを隠そうとして周囲に広げてしまう・・・
アタマジラミの直接的な被害は頭皮から吸血することによるかゆみくらいで
他の病気を媒介することもありません。
特に子供さんの集団生活の中で「不潔にしているから・・・」等のイメージは
取り返しのつかない被害にも繋がりかねません。
くれぐれも正しい知識を持ち、適切な対応を髪に携わる理容師として願います。
今時シラミなんて・・・と思われる方も多いでしょうが
最近でも特に、幼稚園や小学校等の集団生活で感染がみられるのです。
実際、うちの子供も二度も感染しております(^^;
アタマジラミについての詳しい事はインターネットでたくさんの情報があるので
特に記載しませんがいくつか気になるポイントをまとめておきます。
まず、一番に言いたい事は
不潔にしているから発生しているのではないということ!
昔の不衛生な時代に流行していたからこういった印象があるのかも知れませんが
いくら清潔にしていても、そこにシラミがいれば、直接頭どうしが触れなくても
ブラシやタオル、帽子やマフラーなどの衣類からでも感染します。(手で触ったくらいではうつりません)
シラミはノミと違い飛んだり跳ねたりしないしないので
不潔にしていて発生するなんてことはありません。
必ずどこかからもらってきているはずですので身近な人にはきちんと話して
注意してもらいましょう。
「もしかしておたくからアタマジラミが・・・」なんて言うのではなく
「自分側からもらわないように気をつけてください」と言うのが角が立ちませんね(^^;
子供さんの場合は少なくとも学校には必ず報告してください。
元を断たないと駆除してもまた・・・なんてことになります。
アタマジラミかな?と思われたら皮膚科でも診てもらえますし、
大げさに思われたら保健センターでも相談を受けてもらえるそうです。
当然うちでもみれますが(^^;
皮膚科ではアタマジラミと確認されたら駆除用のスミスリンシャンプーという
シャンプーを出してもらえます。
薬局でも普通に買えますが、皮膚科で出してもらうほうが若干安いようです。
スミスリンは国内で認可を受けている唯一の駆除薬で、卵には効果はありませんが
最初の使用で幼虫成虫を駆除して残った卵が孵化したタイミングでまた使用します。
うちの子供も最初もらってきた時はこのスミスリンシャンプーで簡単に駆除できました。
しかし、二度目は何度スミスリンシャンプーを使ってもなかなか全滅してくれない・・・
これはおかしいと思い、調べてみると国立感染症研究所の昆虫医科学部というところで
アタマジラミの駆除薬(スミスリン)抵抗性の全国的な調査を行っていました。
唯一の駆除薬であるスミスリンに耐性をもったアタマジラミが増えつつあると・・・
スミスリンが効かないとなると梳き櫛ですきとっていくしかありませんが、大変な労力です・・・
梳き櫛はシラミの卵が通らない非常に目の細かいものでないといけませんが
インターネットなどで専用のものが売っていますし、スミスリンシャンプーを買うと一緒に入ってます。
うちの場合スミスリンシャンプーを併用しながら毎日毎日何度も何度も子供の頭を
梳き櫛ですいてようやく駆除しました。
不潔にしているために・・・などという間違った知識やイメージから
感染していることを隠そうとして周囲に広げてしまう・・・
アタマジラミの直接的な被害は頭皮から吸血することによるかゆみくらいで
他の病気を媒介することもありません。
特に子供さんの集団生活の中で「不潔にしているから・・・」等のイメージは
取り返しのつかない被害にも繋がりかねません。
くれぐれも正しい知識を持ち、適切な対応を髪に携わる理容師として願います。
by bbkido
| 2010-11-12 14:25
| アタマジラミ